桑原甲子雄の東京
―不思議に変わらぬ写真のみずみずしさ
わが国の写真史に、忘れがたい足跡を残した桑原甲子雄(1913-2007)。戦前期、生まれ育った東京の下町をアマチュア写真家として撮り歩いた桑原は、戦後になると『カメラ』、『サンケイカメラ』、『写真批評』などの編集長を歴任し、活躍しました。1960年代半ば以降は再び撮影に力を注ぎ、また戦前の作品を再評価され、1973年還暦で初個展を開催します。以後、『東京昭和十一年』、『東京長日』など、新旧の作品による写真集の出版や展覧会が相次ぎ、桑原は写真家として改めて脚光を浴びました。
世田谷美術館が所蔵しますモノクロおよびカラープリント約200点を紹介する回顧展です。
5組10名様にチケットプレゼント!
●応募締切:2014年4月15日(火)13:00まで。
宛先(メールのみ):
desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『桑原甲子雄の東京』と添えてお送りください。住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。
●会期:2014年4月19日(土)−6月8日(日)
●開館時間:10:00−18:00(最終入場は17:30)
●休館日:毎週月曜日 *ただし5月5日(月・祝)は開館、5月7日(水)は休館
●会場:世田谷美術館 1階展示室
●公式HP:
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/next.html
画像:〈東京長日〉より《世田谷区》1976年|ゼラチン・シルバー・プリント|世田谷美術館蔵