−ノート、夢のしるし
石田徹也は現代社会を鋭く風刺する画風で知られる画家です。1990年代のバブル崩壊後、世の中の価値観が大きく変わろうとする中で、社会に渦巻く不安に目を向け、時に辛辣に、時にユーモラスに描き続けました。
1973年、静岡県焼津市に生まれた石田徹也は、武蔵野美術大学を卒業後、広告グラフィックを意識した作品で頭角を現します。気鋭の画家として徐々に注目を集めはじめた矢先、踏切事故により31歳の若さでその生涯を閉じました。没後は遺作展や遺作集、また多くのメディアでも取り上げられ、大きな反響を呼びました。
本展では、代表作約110点を核に、石田が遺した51冊ものノートやスケッチブックに描かれた、下絵やアイデアノートを初公開します。また、石田の言葉を随所に紹介し、制作の過程や思考の跡をたどります。
なお本展は昨年秋の足利市立美術館を皮切りに、平塚市美術館ののち砺波市美術館、静岡県立美術館で開催されます。
5組10名様にチケットプレゼントします。!
応募締切:2014年3月20日まで(木)13:00まで。
宛先(メールのみ):
desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『石田徹也展』と添えてお送りください。
住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。
●会期:2014年4月12日(土)〜6月15日(日)
●開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
●会場:平塚市美術館
●主催:平塚市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
●協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン・日本興亜損保、日本テレビ放送網、神奈川中央交通株式会社
●観覧料:一般800(640)円、高大生500(400)円
※( )内は20名以上の団体料金。中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳の交付をうけた方と付添1名は無料
※65歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
●公式HP:
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2014201.htm
画像:「兵士」1996年(静岡県立美術館蔵)