ART公募の止まり木「フクロブ」
2017/06/16
スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりです。
アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ独自のスタイルの創出へと歩み出しました。それは、身体を線のように長く引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。その特異な造形が実存主義や現象学の文脈でも評価されたことは、彼の彫刻が同時代の精神に呼応した証だといえましょう。
またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918−1989年)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。

本展覧会には、ジャコメッティの貴重な作品を所蔵する国内コレクションのご協力も仰ぎつつ、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品、132点が出品される予定です。

チケットプレゼント!
5組10名様。締切り6月22日(木)13時まで。
宛先(メールのみ):desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『ジャコメッティ展』と添えてお送りください。
住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。

「ジャコメッティ展」
● 会期:2017年6月14日(水)〜9月4日(月)
● 会場:国立新美術館 企画展示室1E 
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
開館時間 10:00〜18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週火曜日
http://www.nact.jp/
● 観覧料
一般1,600(1,400)円 大学生1,200(1,000)円 高校生800(600)円 中学生以下無料
 *( )内は団体料金
●巡回先:
 愛知展 2017年10月14日(土)〜12月24日(日)豊田市美術館
●展覧会ホームページ:http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/

掲載画像:《歩く男?》 1960年 ブロンズ
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス
  • チケットプレゼント!
2017/06/01
人の心象風景を日本画の画材と技法で表現することを試みている

増田沙織の新作展です。
ぜひご高覧ください。

増田沙織日本画展
人の風景
●会期:2017年6月8日(木)〜6月13日(火)
●時間:11:00-18:00(最終日-16:00)作家在廊日 8.11.12日予定
●会場:コート・ギャラリー国立
 東京都国立市中1-8-32
●作家WEBSITE:https://www.saori-masuda.com/
●会場WEBSITE:http://www.courtgallery-k.com/index.html

増田沙織 Saori MASUDA
1986年 埼玉県生まれ
2008年 武蔵野美術学園 造形芸術科 日本画コース研究過程 修了
個展,グループ展多数。
  • 作品ギャラリー
2017/05/17
木製のパネルに洗練された色彩で着彩された半立体の作品。近年の新作を数多く展示。
思うに、近代以降の絵画、彫刻の展開は、「突出」と「正面性」
というたった二つの誘惑にもとづいているかのように見えるというのはとても興味深いことである。
しかも、あらゆる芸術ジャンルの中で、美術のみがそれらの誘惑の快楽と空間的問題を可能にしている。 画集より

会期:2017年5月16日〜5月27日

会場:色彩美術館

時間:午後1時〜午後6時

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-8-810

TEL 03-3406-9166 FAX 03-3406-9182

休館日:日曜日・月曜日・祝祭日及び展示入れ替え時期

公式HP:http://color-museum.jp/exhibition/823
  • 作品ギャラリー
2017/05/10
国立新美術館と森美術館による初の共同企画展覧会
「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980 年代から現在まで」が
7 月5 日から開催されます。
ASEAN10 カ国より85 組(予定)のアーティストを選定、計約180 点の作品を2 館の会場に展示する、国内最大規模の東南アジア現代美術展です。

人口約6億人。多民族、多言語、多宗教の東南アジア地域ではダイナミックで多様な文化が育まれてきました。経済発展が目覚ましい近年、その現代アートの動向にも世界中から大きな注目が集まっています。

「サンシャワー(天気雨)」は、東南アジア地域では頻繁にみられる気象現象であり、紆余曲折の歴史を経てきた同地域を表すメタファーでもあります。
本展では、自由の希求、アイデンティティ、成長とその影、コミュニティ、信仰と伝統、歴史の再訪など、東南アジアにおける1980年代以降の現代アートの発展を複数の視点から掘り下げ、国際的な現代アートの動向にも照らしながら、そのダイナミズムと多様性を紹介します。

【チケットプレゼント!】
5組10名様。締切り5月22日(月)13時まで。
宛先(メールのみ):desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『サンシャワー展』と添えてお送りください。
住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。

「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980 年代から現代まで」
● 会期:2017 年7 月5 日(水)〜10 月23 日(月)
● 会場:国立新美術館 企画展示室2E /森美術館 
・国立新美術館
 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
 開館時間 10:00〜18:00(毎週金曜日・土曜日は21:00 まで)
 ※入場は閉館の30 分前まで 休館日 毎週火曜日
 http://www.nact.jp/
・森美術館 
 〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53 階
 開館時間 10:00〜22:00(毎週火曜日は17:00 まで)
 ※入場は閉館の30 分前まで 会期中無休
 http://www.mori.art.museum/
● 観覧料
2館共通:一般1,800(1,600)円 大学生800(600)円
*( )内は前売り料金
単館:一般1,000円(800)円 大学生500(300)円
*( )内は団体料金
※観覧料詳細は下記展覧会ホームページをご覧ください。

●展覧会ホームページ:http://sunshower2017.jp/
●お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

掲載画像: リー・ウェン《奇妙な果実》2003年 Cプリント 36 x 54 cm
  • チケットプレゼント!
2017/05/02
作家の菊池敬子の個展を小淵沢のギャラリーで開催します。
周辺にはリゾナーレなどのリゾート施設,
絵本美術館などアートスペースも点在しています。
連休のお出かけにぜひお立ち寄りください。

菊池敬子展
●会期:2017年5月4日(木)-5月25日(木)*休廊:火,水
●時間:11:00-17:00(最終日は15:00まで)
●会場:Gallery Amano
 〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町10133-3
 TEL.FAX 0511-36-2795
 車:小淵沢IC出口より5分
 徒歩:JR小淵沢駅より26分
●HP:http://gallery-amano.main.jp/

[経歴]
菊池敬子 KIKUCHI Keiko
1990 多摩美術大学絵画科油画専攻入学
1995 多摩美術大学研究科卒業
1997-1999 フランスへ留学

<個展>
1996 藍画廊・銀座
2001 藍画廊・銀座
2002「spnning!04」セゾンアートプログラム/東京・青山
2003 藍画廊・銀座
2005 藍画廊・銀座
2005 ギャラリーことのは・八王子
2009 新宿眼科画廊・新宿
2012 ギャラリー天野・小淵沢
2014 ギャラリーいしころ・西荻窪
2015 画廊喫茶 神宮苑・原宿
2015 ギャラリー天野・小淵沢

<グループ展>
1996「5works」GINZA GALLERY HOUSE/銀座
1999 菊池敬子/渡邊利恵」porte'd orleans・パリ
2003「VOCA 2003」上野の森美術館・上野
2004「10th Anniversary 3人展」 あおい画廊・銀座
2005「家族展」ギャラリーことのは・八王子市
  • 作品ギャラリー
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