金賞1200万、世界の才能あるアーティストを発掘・支援する
「アートオリンピア2019」開催!

2018/12/20
世界中から作品を募り、金賞は1200万円(12万ドル相当)という世界でも例を見ない国際芸術コンペティション「アートオリンピア2019」。その開催発表会見の様子を紹介する。
世界の才能あるアーティストの発掘し、その活動を支援することを目指して2015年よりビエンナーレ形式で開催されている「アートオリンピア」。第2回である2017年は世界82か国から3834作品の応募があり、大成功のうちに幕を閉じた。そして第3回目となる「アートオリンピア2019」がいよいよ2019年に開催される。ショーン・マクアードル川上による司会進行のもと、開催発表会見が行われたので、その様子をレポートする。
左からレイザーラモンHG、アンバサダーのくっきー(野性爆弾)、佐久間一行、キシモトマイ
会場には一般財団法人アートオリンピア理事長の山口伸廣、審査員代表として現代美術作家/東京藝術大学副学長の保科豊巳、画家の遠藤彰子、豊島区長の高野之夫、2015年の第1回で第1位を受賞した田中正が登壇。そして、後半にはアンバサダーに就任した野性爆弾のくっきーと、よしもとアート芸人であるレイザーラモンHG、佐久間一行、キシモトマイも登場した。
アートオリンピア2019理事長 山口伸廣氏
理事長の山口伸廣は、「野球の世界では高校野球やプロ野球、メジャーといった活躍する場が多い。アートの世界で才能あふれる人がいても、その人たちが脚光を浴びる場が少ないので、日本のアーティストが世界で活躍する手助けになれば嬉しいです。また、芸術があると人が集まる国であり続ける。芸術という遺産があれば日本は豊かになると思います。そういう高い姿勢で今後もアートオリンピアを発展していきたいと考えています」とアートオリンピアの意義を語った。
受賞作品は、2019年「東アジア文化都市」開催都市に決定した豊島区にあるとしまセンタースクエア1階と、東京都美術館の2ヶ所で特別展示予定。その開催地となる豊島区長の高野之夫は「豊島区は文化を中心とした国際アートカルチャー都市を目指しています。アートオリンピアを通じて、豊島区民が芸術文化を身近に感じて文化を育てていくような街づくりをしていきたい」と語った。
続けて、審査員代表の保科豊巳は、「審査員はトップレベルの方ばかりで、これだけの規模の国際コンペは世界にありません。審査は厳正でガラス張りで行われるので、審査員の質も問われます。芸術分野の先導役としてこれからのアートの世界を引っ張っていくような、アーティストを選抜していきたいと思っています」と話した。アートオリンピアは、日本だけでなく世界の美術関係者による審査が行われるのが特徴だ。公平・透明性のある審査を目指し、10人の審査員が各100点ずつ持ち点を持ち、最終審査では、合計点が多い順に金賞・銀賞・銅賞が決まる。審査の様子は「You tube」で世界配信するという。
後半には、アートオリンピア2019のアンバサダーに就任した野性爆弾のくっきーが登場。
くっきー「きゃない きゃない やるっきゃない!」
意気込みを「人生初のアンバサダーということですごい気合いが入っております。きゃない、きゃない、やるっきゃない! ということで一生懸命やらせてもらいます。アートオリンピアのアンバサダーは、アート界のピラミッドのてっぺんやと思ってるんで、てっぺんとしての自覚を持って盛り上げたいと思います」とギャグを交えて表現。また、同じくアンバサダーに就任した麒麟の川島明からは「この度、アートオリンピアのアンバサダーに就任させていただくことになりました、麒麟の川島です。全力で当って砕けた欠片自身が芸術作品として昇華するような素晴らしい大会です。皆さんの才能、遠慮なくぶつけてください」とコメントが寄せられた。
そして、よしもとアート芸人のレイザーラモンHG、佐久間一行、キシモトマイも登壇。なんと、その場で一人一人の作品を公開審査することに。
自らの作品をプレゼンするキシモトマイ。作品タイトル「さあ、吠えなさい」
キシモトマイの作品は「さあ、吠えなさい」というタイトルで、大きな犬がモチーフの作品。枠を飛び出して自由に伸び伸びと吠えなさいという意味が込められているという。審査した遠藤は「いい意味で、人の意見を聞かない、自分なりの考え方がとても絵に出ていて、才能がありますね」と高評価。
レイザーラモンHGの自画像を講評する保科先生(右)
レイザーラモンHGの作品「自画像」は保科氏が審査。「う?ん」とコメントに悩んでいると、司会のショーン川上が「この絵は好きですか? 嫌いですか?」と質問。すると「嫌いですね」とばっさり。「でも、努力しているのは分かります。細かいところも真剣にやっていますね。アドバイスがあるとすれば、背景が白いので、そこでご自身のバックグラウンドも表現すると、好きになる可能性は高いですね」とフォロー。レイザーラモンHGは辛口な評価に落ち込むも、アートオリンピア2019への出展に意気込みを見せた。
佐久間一行は「伸びてきて入ってきたら、あったかいので咲いちゃった」というタイトルの作品を発表。かわいらしいキャラクターがこたつに入っている中、窓から枝が入ってきて、切れないうちにどんどん育って花が咲いてしまった、という独特の世界観が描かれている。遠藤は「素敵な絵ですよね。キャラクターもかわいらしい。ほんわかしたものと、よく見るとザリガニのハサミなど怖いものも描かれていて魅力的です」とコメントした。
アンバサダーのくっきーの作品「おさげ1本」
最後に、アンバサダーのくっきーの作品が登場。タイトルは「おさげ1本」。道におさげが1本だけ落ちているという、想像もつかない驚きを表現。パッと絵を見た瞬間におさげと気づかずに何だと思うか、というのもコンセプトの一つだという。
遠藤は「おさげというと、懐かしい感じもあるし、シュールレアリズムみたいな作品」とコメント。保科は「髪の毛には古今東西の普遍的なイメージがあり、見る人によって様々なイメージに変換できる。そういうテーマを持ちだしてきて、見る人に自由に発想させるというコンセプトはなかなかいいですね」と高評価を下した。
最後に実行委員長の山口から、頑張ってアートに取り組んでいるよしもとアート芸人全員へ、人間国宝の藤原敬の作品である備前焼が贈られるサプライズもあり、最後まで会場は笑いとアートにあふれていた。回を重ねるごとに規模が大きくなり、世界中から注目されている「アートオリンピア2019」。一般部門だけでなく、学生部門もあり、優秀賞や佳作など合わせると約280点が選ばれるので、我こそはという方は、ぜひ応募してみてはいかがだろうか。
よしもとアート芸人と実行委員会のみなさんのショット
(取材・写真=浅井貴仁)
◆アート公募内関連記事
公募情報

申込期間 …… 2019年2月1日(金)~3月20日(水)必着

平面作品(具象・抽象を問わない)
一人3点まで
最大117cm×117cm (S50号相当)
1点20,000円 2点30,000円 3点40,000円
【学生】1点10,000円 2点15,000円 3点20,000円
※振込手数料はご負担ください。
1位 表彰金 1200万円(120,000US$)トロフィー+東京会場で作品展示、他賞多数
 
https://artolympia.jp/
https://www.artkoubo.jp/artolympia2019/
展覧会情報
  • ●受賞選抜展 ― 国内及び海外の入賞作品(優秀賞以上) 約100作品を展示。
  • 会期……2019年6月8日[土]~16日[日]予定
  • 会場……豊島区庁舎1F「としまセンタースクエア」(東京・池袋)
  • ●本 展 ― 国内外の入賞、入選及び国内の佳作 約280作品を展示。
  • 会期……2019年6月23日[日]~29日[土]予定
  • 会場……東京都美術館・2F第1展示室(東京・上野)
ART公募内公募情報 http://www.artkoubo.jp/artolympia/d_koubo.php
団体問合せ
アートオリンピア実行委員会事務局
〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町4-101
048-650-5544
info@artolympia.jp


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