ART公募の止まり木「フクロブ」
2014/07/01
ヴァロットン―冷たい炎の画家

日本初のヴァロットンの回顧展。オルセー美術館およびフェリックス・ヴァロットン財団 の監修による国際レベルの展覧会として、グラン・パレ(仏・パリ)、ゴッホ美術館(蘭・アムステルダム) を巡回。そして2014年という日本・スイス国交樹立150周年の記念すべき年に、三菱一号館美術館にて開催しています。

独特の視点と多様な表現を持つヴァロットンの作品は、100年以上たった今でも斬新で現代的です。 胸騒ぎのする風景、不安な室内、クールなエロティシズム―。まるで解けない謎のように重層的な彼の作品は、観る者に様々な感情を抱かせます。本展では約60点の油彩と、約60点の版画の計約120点を 展覧します。ヴァロットンの版画作品は世界中に点在し、 まとめて所蔵している美術館やコレクターがほとんどありません。本展では、《アンティミテ》《楽器》 《これが戦争だ》など、三菱一号館美術館の版画コレクションから希少性の高い連作の揃いを含む重要な作品をお楽しみ頂けます。

ヴァロットンの版画作品をまとまって見る機会は非常に限られていましたが、本展では三菱一号館美術館が一括して収蔵した187点の版画作品から、ヴァロットンの独自性を示す貴重な作品ばかり約60点を選りすぐって出品いたします。



●会期:2014年6月14日(土)〜9月23日(火・祝)    

●三菱一号館美術館(東京・丸の内)    
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
   
http://mimt.jp/vallotton/

●開館時間:10:00 〜18:00      
(金曜(祝日除く)のみ20:00まで)
休館日:月曜(ただし、祝日の場合は開館。9/22開館)


5組10名様にチケットプレゼント!
●応募締切:2014年7月16日(水)13:00まで。
宛先(メールのみ):desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『ヴァロットン』と添えてお送りください。住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。





画像:《貞節なシュザンヌ》 1922年 油彩/カンヴァス ローザンヌ州立美術館 Photo: J.-C. Ducret, Musée cantonal des Beaux-Arts, Lausanne

画像写真の無断転載を禁じます
  • チケットプレゼント!
2014/06/27
「大江戸恐龍伝」は10年の連載が完結し、今年5巻の単行本となりました。その挿絵は全部で48作。
現代の浮世絵師と言われる立原位貫がすべて浮世絵の技法で作ったすばらしい版画作品です。
今回は、これらを16点づつ3期に分けて展示します。
挿絵の魅力にどっぷりと浸って、小説を読む楽しさを広げてみてください。
また、立原位貫氏が制作した別の夢枕獏小説の表紙作品も毎回1作紹介します。連載小説は、小説の内容とともに挿絵の楽しみが大きな要素となっています。
しかし、小説が単行本になったときには、挿絵は消えてしまう運命にあります。
今回は、小説のもう1つの魅力である「挿絵」をじっくり楽しんでもらえるよう企画しました。

画像データ:立原位貫作大江戸恐龍伝挿絵(第1巻表紙作品)
作品展(1F展示室)のごあんない


立原位貫×夢枕獏『挿絵で楽しむ小説・・・大江戸恐龍伝』展

●会期:7月5日(土)〜8月3日(日)・・・(上巻)

    8月9日(土)〜9月7日(日)・・・(中巻)

    9月13日(土)〜10月13日(月・祝)・・・(下巻)

●休館日の変更:現在毎週木曜日、年末年始(12/28-1/4)7月から毎週水・木曜日、年末年始(12/28-1/4)
●入館料:500円(2F棟方志功常設展もご覧いただけます。) ●会場:棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)

〒708-0814 岡山県津山市東一宮13-8

TEL/FAX:0868-27-3239
  • 作品ギャラリー
2014/06/10
指輪を中心とする宝飾品約870点からなる「橋本コレクション」が国立西洋美術館に寄贈されたことを記念する企画で、2012年に本コレクションを収蔵して以来、初のお披露目の場となります。橋本貫志氏(1924-)が収集した760点あまりの指輪は、年代や素材に偏りがなく、極めて広範な内容を持っています。本展では約300点の指輪を一挙に公開し、橋本コレクションの個性豊かな顔ぶれをお楽しみいただきます。

●5組10名様
応募締切:2014年6月23日(月)13:00まで。

● 宛先(メールのみ):desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『橋本コレクション 指輪』と添えてお送りください。
住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。
●会期:2014年7月8日(火)〜9月15日(月・祝)
●開館時間:午前9時30分〜午後5時30分         
毎週金曜日:午前9時30分〜午後8時
※入館は閉館の30分前まで
●休館日:月曜日(ただし、7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日(火)

画像:愛の杯 ダンテ・ガブリエル・ロセッティ1867年:油彩 国立西洋美術館蔵

  • チケットプレゼント!
2014/06/06
【動画】「アジアの近代絵画をご存じですか?」公募の原点を探る↓
https://www.youtube.com/watch?v=t_gPG2aU684
【動画】「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」展の魅力をご紹介!↓
https://www.youtube.com/watch?v=9ikpfb23Vms



現在、東京・府中市で開催中の「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」展。

その会場である、府中市美術館の志賀秀孝氏。

会期中にも関わらず、公募に関わる方、そして作品制作を続けていらっしゃるART公募読者の皆様へむけた熱いメッセージを頂戴しました。

8日の日曜日が最終日に迫るこの企画展は、公募の歴史を探るための貴重な展覧会となっています。


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今こそ、「公募展」の時代!そしてこれからも!




人は、何の為に描き、創るのでしょうか?

作品を他人にはみせず、自分の為だけに創ることはおそらくできないでしょう。

見知らぬ他者にみられる時に、はじめて制作は「作品」になる。

結果は、入選・受賞という好評でも、あるいは落選という酷評であっても、それは、その時点で作品が「みられた」証といえるでしょう。真の作品価値を云々するものでもないのではないでしょうか。

アーティストとしてその身体から絞り出した「作品」を誰かに問う。これこそ公募展の本源的な役割だと思います。これからも、ずっと美術作品制作とともに作品のそばに存在し続けることでしょうし無くてはならないものでしょう。

日本で、公募展が始まったのは明治時代、文部省が公設公募展をはじめたのが明治40(1907)年。現在も民営の「日展」など多数の公募展活動に連なっています。そして、これは韓国や台湾、満洲でも戦前行われました。ではどんな風に?

公募展とは何かを考える「東京・ソウル・台北・長春 官展にみるそれぞれの近代美術」を府中市美術館(6月8日まで)で開催しています。これまで、全く紹介されてこなかったこの戦前の公設公募展を国内外の各国各地の国公立有名美術館の名品を一堂に展示しています。




厳しい時代の中で、画家達はどのように時代と向き合い、自身の作品をつくりあげたのでしょうか。そして「審査」し、「審査」されるとはどういうことかを考える貴重な機会となっています。フランスのサロンに由来する公募展が如何にアジアに定着したか。こうした様々な官展で、それぞれの作品の佳(よ)さを是非、ご体感ください。



府中市美術館 志賀秀孝



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「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」展
●会期:2014年5月14日(水)〜6月8日(日)
 休館日:5月26日(月)のみ

●会場:府中市美術館
東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
  • 公募展関連
2014/05/30
今日は暑いですね。さっそくおやつにいただきました。

ガリガリ君シュークリーム味。表面はほんのりカラメルな感じシュークリームの皮を表現しているのでしょうか。

中心は濃厚なカスタードクリームが出現。もはやガリガリ君のコンセプトはどこに?プチスイーツな一品でした。



http://matome.naver.jp/odai/2139604497539160001/2139820817358288703
  • 日々の止まり木
115ページ中 62ページ

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